2017/04/24

前回私が書いた「チグリ調布」の続きです。

複合型シェアハウス「チグリ調布」の設計を担当させていただいた訳ですが、「チグリ調布」にはオーナーの想いが色濃く反映されています。

外観のデザインから始まり、インテリア、外構デザインに至るまで、ショールームに一緒に見学に行ったり、現場で床材や壁紙などのサンプルを広げて検討するなど、計画段階から完成までの期間、様々な打合せを繰り返してきました。

そうしたコミュニケーションの中から別の案が生まれることもあり、紆余曲折を経て最終的にはオーナーの想いを具現化出来たと思います。

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アクア)DK・湯上りテラスのイメージパース

オーナーとシェアハウスの関わり方には様々な形があると思います。
運営会社やデザイナーにお任せのシェアハウス造りもありますが、「チグリ調布」のようなオーナーとの共同作業によるこだわりが一杯詰まったシェアハウス造りもまた楽しいものです。

オーナーの皆さん、どんなシェアハウスが持ちたいですか?
皆さんの想いをカタチにする手助けが出来ればと思います。

泉池建築設計事務所 泉池広幸

2017/04/17

遠く、一人でアパート暮らしをしている娘がいます。
娘がひとり暮らしを始めると決まった頃、もし私に今くらいシェアハウスの知識があったなら、シェアハウスを勧めていたと思う。

 一番の理由はセキュリティ。

そして、仕事や旅行で何日か留守することがあっても、帰宅したときリビングに灯りがついていて、ただいま、お帰りなさい、という会話が交わされるような環境で暮らしてくれてたらいいなと思うから。

部屋探しの条件を挙げるとすれば
・個室にはしっかりした鍵がついていること
・共用部分が清潔に整理整頓されていること
・生活ルールがきちんと決められていて、それをしっかり管理運営している会社(人)がいること

 そんなところだろうか。

ところで、シェアハウスラボでは毎月一回、勉強会や情報交換をしています。
当社は建築会社の立場として参画させていただいてますが、実際にシェアハウスを管理運営している理事会社はラボ内で5社あって、管理している部屋の総数は1200室を超えています。
その実績と経験から蓄積された運営ノウハウは相当なものです。

空き家を活用して、あるいは空き地を利用してシェアハウス事業を検討されているオーナーの方々には心強い味方になれるのではないかと思いますし、もっと気軽にラボへ相談いただけるメニューを順次揃えていきたいと話をしています。 

エアサイクルハウジング株式会社 市川小奈枝

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Tigri調布のキッチン (西調布駅前シェアハウス)

2017/04/11

一生の中では短い期間でも、貴重な時間と体験になってくれることをシェアハウスの運営側は願っています。

その為には「ルール」が必要で「ルール」を実行する運営が大切です。

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各ハウスにはそれぞれのハウス特性に合った「ルール」を制定し、シェアメイトさんたちに周知・実行していただきます。
細かな部分では認識の違いもおきますので、時々「ハウスミーティング」を開催して、シェアメイトさんが共通の認識を持つようサポートします。

シェアハウスでは、とかく【パーティ】が注目されがちですが、実は、その中身は「ハウスミーティング」後の懇談会であったりします。
「パーティ」としてただ楽しむだけではなく、共同生活の認識確認の場でもあるわけです。

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こういった場を通じて「ルール」を守ってこそ楽しいシェアライフがあることをシェアメイトさん達が認識してくれます。

株式会社 コレント 安藤 明子

 

2017/04/03

春を迎え、綺麗な新築物件にお引越しされた方も多いでしょうか。オーナーにとっては見た目だけでなく建物内部の状態も大切な要素です。
今回は壁の中に発生する結露について。
木造住宅の世界で壁内結露が取りざたされて何年も経ちますが未だに100%解決しているとは言えない難しい問題です。温度差が結露を生むため、断熱が進んだ建物の弱点です。

弊社では、
◯壁の断熱を吹き付け断熱とする。
◯壁と屋根または小屋裏に通気をとり棟換気とする。
という二つの対応しています。
一つ目の吹き付け断熱は最高の結露対策で隙間ができないため結露が起きる条件がほぼなくなります。ただし、使えない物件・使えない箇所もあります。

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二つ目の通気を取る事は、内部に溜まった湿気の排出に重要です。
建物は雨水の浸透(雨漏りではなく)・生活の湿気・結露など様々な要因で水分が溜まります。その排出に通気が重要なのですが、中途半端な通気は逆に結露の原因にもなります。
ポイントは外気と温度差の少ない断熱の外側だけで通気を通す事です。ただし現実の施工現場では断熱にも多少の隙間があり、色々な形の建物があります。一筋縄ではいきません。

建物を見る時、弊社で苦労している空気の入口と出口、気にかけてみてください。

株式会社沿線ハウジング 堀越悠司

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2017/03/27

新築シェアハウスを設計する場合や、シェアハウスの運営管理を依頼されたときに最も気を遣うところは「共用スペースの収納」です。
ワンルームのアパート・マンションにはない、共用スペースの造り方が住みやすさに大きく影響してきます。結果的にはテナントリテンションに繋がります。

トイレ・風呂・洗濯機の数や乾燥機の有無、台所・リビング・玄関の収納スペースはシェアハウスの運営経験が豊富でなければ分かりづらいところですが、更にはシェアハウスの場所や入居者像(ライフスタイル)によっても画一的ではないところが厄介です。

更に、投資家や土地オーナーの方がROE(自己資本収益率)を意識される場合は、必要以上のスペースや共用設備、斬新なデザインなどの過剰投資は避けたいところです。
もちろん、ROEがUPするものであれば問題ありません。

新たな住まい方としてシェアハウスは注目され、様々なシェアハウスが登場してきています。しかし、デザイン性や使いやすさと同時に、市場分析や投資分析もお忘れなく…。

株式会社ゼスト 市川

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